用語解説

用語解説

注文用語

現物取引(げんぶつとりひき)

  • 株式と現金を受け渡すことで行われる通常の取引
    株式の現物取引では、現金(自己資金のみ)で株式を購入し、保有している株式(現物)のみを売却できる。
  • 100万円の現金があれば、100万円の現金の範囲内の株式が買える。それ以上は買えない。
  • 現物取引では売買手数料のみが発生する。
    最近では手数料がかからない証券会社も増えてきている。

信用取引(しんようとりひき)

  • 現金や株式を担保として証券会社に預け、証券会社からお金を借りて、株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のこと。
    最大預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができる。
  • 100万円の担保を預ければ、約330万円の取引が可能
  • 売買手数料の他に、金利と貸株料というものが発生する

指値注文(さしねちゅうもん)

  • 株を売買する際に「5,000円で100株を買いたい」という、希望する株価を指定して注文する方法。
    指値の株価まで下がれば買えるが、株価が上昇したり、下落したりすると注文が成立しない可能性がある
  • 一般的には、「指定した金額以下になったら買いたい」または「指定した金額以上になったら売りたい」という場合に使用

成行注文(なりゆきちゅうもん)

  • 価格を指定せず、その時点での市場価格で「買いたい」「売りたい」という場合に使用する注文方法
  •  売り注文の場合は、買い指値注文の一番高い指値で売れる
  •  買い注文の場合は、売り指値注文の一番安い指値で買える

約定(やくじょう)

    • 約定とは、注文が実行され、売買の取引が成立することを言う。
      買いたい人と売りたい人の条件(価格)が合致することで取引が成立し、約定となる。
      条件(価格)が合致せず取引が成立しなかった場合は「未約定」と言う
    • 売買が成立した場合、約定日から2営業日後が受渡日となり、証券口座で精算が行われる。
      そのため、2営業日後に買付の場合は資金が株式に、売却の場合は株式が資金となる。

寄り付き(よりつき)

  • 取引所の売買は午前9時から始まり、最初の売買のことを寄り付き(よりつき)という。
    その時の値段を「始値」とよぶ
  • 昼休みをはさんで開始される後場の最初の取引を「後場寄り」と呼ぶこともある

特定・一般

特定口座、一般口座のこと

特定口座

上場株式等の取引きにかかる譲渡損益などの計算や取得費の管理は、取引金融機関が行い、源泉徴収ありの特定口座では原則として確定申告も不要

一般口座

証券会社で取引きする際、開設する口座の1つで、譲渡損益(売却損益)、利子や配当などの計算や取得費の管理、納税手続きを全て投資家自身が行う口座のこと。
一般口座で管理している上場株式等で譲渡益が出た場合は、原則として確定申告が必要となる。

専門用語

ブル(BULL)・ベア(BEAR)

ブル相場は上昇相場

牛(ブル)が角を下から上に突き上げる動きが『上昇』のイメージ

ベア相場は下降相場

熊(ベア)が前足を上から下に振り下ろす動きが『下降』のイメージ
例えば、
『ここ最近はブル相場だから、投資家が強気だ』
『ベア相場っぽいから、少し様子を見ようかな』
といった会話によく登場する。相場の大まかな方向性を掴む上で便利な用語

ボラティリティ(VOLATILITY)

  • ボラティリティとは、株価の変動の大きさを意味する。
  • 一日のうちでも値動きが大きければボラティリティが高い、落ち着いていれ
    ボラティリティが低いと表現する。
  • イメージとしては、海が荒れているときは波が大きく、船酔いもしやすいが、大物を釣れるチャンスもある。
    値動きが激しい銘柄は大きく利益を狙える可能性がある一方、損失リスクも高まる。
    投資家はこのボラティリティを意識して売買を行う

ブックビルディング

  • IPO銘柄が上場するときに、証券会社が投資家から『どのくらいの価格で、どれだけ買いたいか』という需要の情報を集める作業を指す。
    これを基に、公募価格を決定する。
  •  例えば、仮条件が1,000円〜1,100円だった場合、『1,050円なら欲しい』という意見が多ければ、最終的には1,050円あたりで上場する可能性が高い。
    人気が集中すれば上限に近い価格になり、需要が少なければ下限に近い価格なる。

仮条件

  • 企業がIPOするとき、まずは『だいたいこの価格帯で需要を募ります』という目安を示すこと。
    1,000円〜1,100円のように幅を持たせて投資家の様子を見ることで、公募価格を決めやすくする狙いがある。
  •  仮条件を見ることで、
    『この銘柄にはどのくらいの価値があるのか』
    『この価格帯で参加してもいいか』
    などを考えるきっかけになる。

公募価格(売り出し価格)

  • ブックビルディングの需要状況を踏まえて最終的に決まるのが、公募価格(または売り出し価格)。実際にこの価格で投資家が株を買うことになり、上場初日の寄り付き価格と比べて大きく上昇する場合もあれば、下落する場合もある。
  • 上場後、株価が急騰することもあれば、人気が低く思ったより値が伸びないこともあるため、IPO投資は『当たれば大きい』がリスクもある、という認識を持つことが大切。

休むも相場

  • 相場が不透明で方向性が読めないときは、無理に売買しないで様子を見るのも戦略。
  • この格言を忘れて無茶な取引をすると大きく損をすることがある。
    『やめどき』を知ることで、トータルのパフォーマンスを向上させることができる。

落ちるナイフには手を出すな

  •  急落中の銘柄に安易に飛びつくと、さらに大きく下落してしまう可能性があるという警告の言葉
  •  まさに空から落ちてくるナイフを無理やり掴もうとして指を切るイメージ
    下落局面では、一度落ち着いて相場を見極めることが大切

頭と尻尾はくれてやれ

  • 株価を完璧な安値で買って、完璧な高値で売るのはほとんど不可能。
    無理に底を狙うよりは真ん中の『おいしい部分』だけを取ろう、という意味。
  • 上がり始めに買って、程よいところで売却する。
    それで十分な利益を確保できるなら、わずかな値幅を追うことでリスクを増やす必要はない。
    欲を出し過ぎるとタイミングを逃す恐れがある。

株分析

移動平均線

移動平均線(いどうへいきんせん)とは、一定期間の株価や外国為替の平均値を折れ線グラフで表したもの。
株価のトレンドや流れを把握するのに役立つ指標で、売買のタイミングを計るのに使われる。

  • 移動平均線の傾きが上向きなら「上昇トレンド」、下向きなら「下降トレンド」と判断できる
  • 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差することを「ゴールデンクロス」、上昇のサインとされている
  • 移動平均線から株価がどのくらい離れているかを数値化した乖離率は、買われ過ぎや売られ過ぎの指標としても利用されている

ローソク足

一定期間の株価や為替などの相場の値動きを、ローソクに似た形に表したチャート

  • 始値、終値、高値、安値の4つの価格を1本の線で表す
  • 実体(柱となる部分)が白抜き(陽線)だと値上がり、黒塗り(陰線)だと値下がりしていることがわかる
  • 実体やヒゲの長さが長ければ長いほど、価格が大きく動いたことを視覚的に判断できる

陽線・陰線

株価の動きをローソク足で表したときに用いられる用語

陽線
  • 始値より終値が高い場合に、白や赤で表示される線
  • 価格が上昇したことを意味する
  • 上昇トレンドでは、一般的に多数の陽線が形成される
陰線
  • 始値より終値が低い場合に、黒や青で表示される線
  • 価格が下落したことを意味する
  • 下落トレンドでは、一般的に多数の陰線が形成される

GCとDC

ゴールデンクロス(GC)

短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けた状態を指し、相場が上昇する可能性を示すサイン

デッドクロス(DC)

長期の移動平均線を短期の移動平均線が下から上に突き抜ける状態を指し、売りのサイン

トレンドライン

  • 上場相場では、安値と安値を結んだライン
  • 下落相場では、高値と高値を結んだライン

レジスタンス・サポートライン

  • レジスタンスライン(抵抗帯)
    価格が上昇するときに、上値が抑制されるライン
    このラインまで上昇、下落をくりかえす
    売りが多くでている
    このラインを突破することをブレイクアウトという
  • サポートライン(支持帯)
    価格が下落するときに、下値が抑制されるライン
    このラインまで下落、上昇をくりかえす
    買いが多くでている

 

株主総会

議決権

株主が総会で投票する権利で、企業の重要な決定に参加するための一票

定款

企業の基本ルールが記載された文書
変更が行われると、企業戦略にも大きな影響を及ぼす

権利確定日

株主として議決権を行使するために必要な日付
この日までに株を保有していることが条件となる

配当

企業が利益の一部を株主に分配する制度

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